Substance Painter 2019.1 で拡張された機能を2つ触ってみましました。
Version 2019.1 – Substance Painter
ビューポートでDisplacement
ビューポートとIrayで、リアルタイムでDisplacementを確認出来るようになったようです。
(元々Substance PainterでDisplacementを調整したことがなかったので以前はどうだったわからないのですが、記事を見るとそんな感じっぽい。)
Maya(aiStandardSurface)でのDisplacementはレンダリング前は何も表示されずちょっと不便に感じていたので、リアルタイムで表示されると調整がしやすくて良いですね。
設定
Displacementを表示するための設定をします。
- Shader Settingsで[Displacement&Tesselation] の項目の値を調整します。
[Displacement] : 値が大きくなるほど、高低差が出ます。
[Tesselation] : 値が大きくなるほど、詳細で綺麗になりますが、上げすぎるとパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。
テクスチャを描く
凹凸のあるテクスチャを描いていきます。
- Fill layerを追加
heightをonにし、値を調整します。 - Add black maskをします。
- maskの方を選択しブラシで描きます。(Leaf Swirlブラシを使いました。)
凹凸が付いたテクスチャが出来ました。
Normal mapと違い、輪郭にも影響が出ます。
こんな感じで、マテリアルと組み合わせて描くことも出来たり、高さもその場ですぐに調整できるので作業が捗りそうです。
Radial Symmetry
放射状に対称描くことが出来ます。
使い方
- シンメトリーの隣のボタンをクリックし、Radial Symmetry タブをクリックするだけです。
Countでポイント数、Angle Spanで位置を調整できます。
ブラシとの組み合わせで幅が広がりそうです。
これを使って色々なテクスチャを描いてみたい…!