Maya Softwareでシーケンス(アニメーション)のレンダリングをする。
1Frameの静止画をまとめて動画としてみせる
Render Settings ウィンドウで設定
主に調整するプロパティのみ記述します。
設定値参考:
レンダー設定(Render Settings): 共通(Common)タブ | Maya 2016 | Autodesk Knowledge Network
Common Tab
Option | 値 |
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File name Prefix | ファイル名のPrefixを適宜設定 |
Image format | 今回はjpegを設定 |
Frame/Animation ext | name.#.extに設定。(ファイル名のフォーマット) |
Frame Padding | 4に設定。(フレーム番号拡張子の桁数なので、4の場合は0001, 0002 のようになる) |
[Frame Range]Start frame, End frame | Start frame, End frameを設定する。今回は150フレームあるので、End frameを150に。 |
By Frame | 通常は1。例として5にすると、5フレーム毎にレンダリングされる。※1以外にした場合は[Renumber frames]にチェックを入れて連番にする。 |
Renderable Camera | どのカメラを使うか設定できる。カメラは[Create]>[Cameras]>[Camera]で作成できる。 |
Alpha channel | アルファを出力する。透明なものがある場合はチェックする。※Arnoldではチェック関係なくアルファを出力するので必要なし。 |
[Image Size]Presets | HD_1080 (お好みで) |
[Image Size]Resolution | 72 |
Maya Tab
Option | 値 |
---|---|
Edge anti-aliasing | Highest quality |
レンダリング実行
- [Set Menu]をRenderingに変更し、[Render]>[Batch Render]を実行する
- コマンドラインに
// Result: Rendering with Maya Software...
が表示される
// Result: Rendering Completed. See mayaRenderLog.txt for information.
と出たらレンダリング完了
表示確認
- [File]>[View Sequence]でファイルを確認。
${prefix}.0001.jpg
をOpenするとウィンドウが開きアニメーションを確認できる。(※1回目はアニメーションスピードがすごく遅いです)
備考
- オブジェクトの一部がレンダリングされない場合
レンダリングされないオブジェクトをDelete By Historyをすると表示される らしい。 - ガンマ補正がかかった状態でレンダリングしたい場合
[Render Settings]の[Common]タブ [Color Management]>[Apply Output Transform to Renderer]にチェック。 [Output Transform]をsRGB gammaに設定。 - モーションブラーをつける
[Render Settings]の[Maya Software]タブ [Motion Blur]>[Motion blur]をチェック